海外のプロンプトを探しても、RedditやDiscordやGithubに分散していて、いまいち決定版がみつからない。国内においては、TwitterとnoteとDiscordで一部の人達が、楽しい実験をはじめていますが、やはりまとまってコピペできるページがない。ということで、まとめサイトをつくってみました。よければ皆さんの呪文も登録させてください。面白い呪文がみたい!

魔法と呪文について:

マクロノミコンという名前は、H.P.ラヴクラフトの作品に出てくる、架空の魔術書「ネクロノミコン」から拝借しています。

呪文のようなマクロのことを一部の界隈では"Macromancy(マクロマンシー" と呼んでいるそうです。いわんやネクロマンシー = 死者+予言・呪文 をもじってつけられています。サイバーファンタジーみたいで格好良いですね。シャドウランかな?

学生時代に、魔法の仕組みを考えていたことがあり、当時はどうしても手続き型の命令として組立てていく発想しかなかったんですが、プロンプトエンジニアリングはまさしく自分の中の呪文のイメージに合致していて、これだったのか! と、膝を打ちました。 ”あとはAIが良い感じになんとかしてくれる" という部分がすごく魔法っぽいなと思ったわけです。たまに暴発があるところも、すごく、らしい。

サンプルテキストを入れた途端精度があがるのも、「魔法の鍋に触媒を入れたった」感があって、そこも好ましいです。

これらが、自分の中にある魔法のイメージで、特に現象の存在確率をあげていくという部分が重要です。なんとなくでも、わかっていただけると嬉しいのですが。 例えば料理をつくるとき、プログラム的なロジックでは、材料とレシピを揃えて調理工程を実行しますね。これは手続きを定めて正しい振る舞いを求めることで結果を出します。対して、エレガントな魔法というものがあるなら、それは材料とキッチンと素晴らしい料理人を呼び寄せて、あとは待つだけというイメージです。キッチンや料理人のディティールを組み上げるための補助線が呪文です。材料・キッチン・料理人のリアリティレベルがあがるほど、料理が出てくる確率があがり、その料理は美味しくなります。魔法は確率のアートなのだと思います。

結果を呼び出せるなら、途中経過はわからなくてもいい。というブラックボックスへの割り切りがすごく魔術的だと感じています。

呪文を打つたびに、トークン(MP)が削られていくとこだけは似てほしくなかったですね。

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